古着屋さんが教える古着販売、仕入れの仕組み

古着屋さんが教える古着販売、仕入れの仕組み

こんにちは、えふらぼの日高です!

古着の販売業を営んでいると、お客様や同業者から
「服はどこから仕入れているの?」
という質問を受けることが多々あります。

通常はお店に並べる新着アイテムの紹介が
メインの本ブログでございますが、
今回は番外編ということで「仕入れ」をテーマに
つらつらと書いてみようと思います。

内容はあくまで“弊社の場合”になりますが、
「古着屋の古着ってどこからやって来るの?」
そんな疑問に少しでもお答えできれば幸いです…!

国内or海外

仕入れにはまず大きく二つ、
国内仕入れと海外仕入れの2パターンがあります。

同業者の方にはよく
「海外仕入れですか?」と聞かれるのですが、
弊社は約9割の商品を国内から仕入れております。

国内、海外、それぞれに
メリットとデメリットがありますので簡単にご説明します。

国内仕入れ

まず第一に、輸入よりも圧倒的に低コスト、
そして、スムーズな取引が魅力的というところ。

リスクも少なく、移動に時間も取られない為
費用対効果は高いと思います。

しかし、国内仕入れだけでいわゆる「古着」っぽいアイテム
(vintageなど)はレア度も高く、手に入りづらいという難点もあります。

直接海外で仕入れるか、古着卸ファクトリーのような
輸入業者を間に挟んで仕入れるしかありません。

年代などにこだわりのある方にとっては、
デメリットになるかと思いますが、
EC中心で利益優先であれば
国内仕入れが一番安定していると思います!

海外仕入れ

数年前から古着市場の中心になりつつある
タイでの仕入れが金額、質と共に安定しています。

(昨今アメリカやヨーロッパから
直接仕入れている古着屋は滅多にいません…)

世界各国(日本含む)から古着がタイなどの
東南アジアへ輸出され、現地民によって
細かく仕分けが行われています(アイテム別や年代別など)。

日本国内のウエスは、人件費の問題で
ここまでの仕分けをできている倉庫はほとんどありません。

そういう意味で、国内ウエス倉庫に比べるとピックそのものは
楽だと感じることが多いですが、

それまでにかかる時間、輸送費、交通費など、
これらを考えると、厳しいライン。。。

(しかも単価がそこそこ高い。。。)

上記のような理由で、弊社では海外仕入れは
ほぼストップし国内仕入れ一本としています。

国内の仕入れ場所

上記で国内仕入れのメリットを書きましたが、

具体的に弊社が国内の
どのようなところから服を仕入れているのか?

主に3つがございます!

仕入れ先①廃品回収業者(ウエス)

こちらはシンプルに廃棄された洋服を回収する業者です。

このような業者は主に行政や、
大手リサイクル会社(オ○ハウスなど)と
契約を行っており洋服を回収しております。

古布扱いですので基本的にキロ単位での取引がほとんどで、
仕入れ方法としては何よりも安く仕入れることができます!

しかし近年CtoCが発達したことにより、
ブランド品は少しずつ集まらなくなっており…

安い代わりに膨大な商材の中から
気になるアイテムを探すという、
大きな手間がかかる仕入れ方法でもあります。

仕入れ先②大手ブランド品買取会社

こちらは例えば一時世間を騒がせた
CASHのような会社であったり、

店舗や宅配で買取サービスを
行っている会社に多くの古着が集まっています。

知らない方も多いかと思いますが、
大手ブランド品買取会社の多くは卸事業部がございます!

上記のような、古着を多く扱う会社に
しっかりとしたメリットを提示することされできれば、
在庫を買い取らせて頂くことも実は可能です。

こちらはウエスよりもブランド品が多く集まっている為、
ピックそのものには時間がかかりませんが

単価で仕入れる場合がほとんどですので、
ウエスよりも仕入れ値が高くなります。

古物市場(オークション)

古物市場は様々な業者が売り買いを行う場所です。

場所によってルールは様々ですが、
基本的に 古物商許可証さえ持っていれば
誰でも参加することができます!

参加している業者も様々で、
大手企業から小さい個人店の方などがいらっしゃいます。

代表的な仕入れは上記の3つとなりますが、

弊社では主に
1.廃品回収業者(ウエス)
2.大手ブランド品買取会社 を主軸に仕入れを行っております。

ウエス活用

「ウエスってどんなとこだよコンチキショー!」
という方も多くいらっしゃるかと思いますので

今回は良くさせて頂いているお取引先のウエス倉庫の写真を交えて
簡単にご説明させていただきます!!

ウエス倉庫のほとんどが撮影不可なので
今回お載せしている写真は、ちょっとだけ貴重です。

こちらのウエス倉庫では月間約120tの古着を入荷し、
国内販売向けと輸出用に仕分けられます。

輸出は主にタイ、インドネシア、フィリピン、韓国あたりが
主軸となっているようです。

こちらに積み上がっているものが輸出用で、
このようにコンテナに詰め込んで輸出を行います。

こちらの山は輸出用に分けられる前の状態で、
この中からピックをしていきます。

この中からいい古着を探すのは本当に体力勝負…

ほぼ宝探しですね。

ピックアップした商品を
ウエス倉庫提携のクリーニング店へ持ち運び、
その後店頭で並べられます。

以上、ウエス倉庫の世界でした!

ウエス倉庫自体は全国に沢山ございますし、
探せば個人でも入れるところはありますので

ぜひ探してみてください!

古着の卸売りについて

弊社ではそんなウエスから仕入れた
古着の卸売(まとめ売り)も行っております!

えふらぼストア

「そんな低価格で売ってて大丈夫なの?」と
よく心配されますが 、 ウエス仕入れでしかできない
破格のお値段で提供しています。

しっかりブランド品も入っており、
自信満々の卸箱となっておりますので

ぜひ一度お試しくださいませ!

*個人様向けとなっておりますので、
複数箱購入をご希望の方や法人様は是非直接お問い合わせください。

以上、弊社の仕入れ方法についてでした。

今後も古着界のアレコレについて、不定期で更新予定です!
ここまでお読みいただきありがとうございました。